BLUE GIANT OMOTESANDO

TV CM / RADIO CM / WEB CM / STREET VISION / POSTER / LOGO DESIGN

Client : Shogakukan

Creative Director : Masatoshi Okazaki + Eiji Shimamura
Planner : Masatoshi Okazaki
Art Director : Masatoshi Okazaki
Copy Writer : Shogakukan + Masatoshi Okazaki
Graphic Designer : Masatoshi Okazaki + Hajime Minamiyama + K.Arashi
Illustrator : Shinichi Ishizuka

CM Planner : Masatoshi Okazaki
CM Director : Masatoshi Okazaki

「岳」の石塚真一が描く人気漫画「BLUE GIANT」の新章プロモーションのご依頼を受け、TV CM・街頭ビジョン(六本木、新宿、渋谷、大阪、名古屋など計11ヶ所)・ラジオCM・交通広告(表参道駅:大型ポスター)を制作しました。
新章スタートにあたり青山の老舗ジャズクラブ「BLUE NOTE」、BROOKS BROTHERS表参道店、NORTH FACEなどの複数企業とコラボレーションし、オリジナルカクテルやアパレルグッズなども展開しました。

プロモーションをスタートさせるにあたり、ジャズ好きなファンや作家そのものについているファンは既に獲得している中で、販売を更に押し上げる商品の伝え方は何か、この点に関してクライアントと打ち合わせを重ねて、「生き様・熱」というコンセプトを考えました。その理由として、商品を丁寧に説明しようとすると、どうしても特定の層だけに刺さるカテゴリー訴求や設定に目が向かってしまうため、もっと間口の広い「人生」や主人公の「生き様」そのものにフォーカスし、常に広く人気のある王道スポーツ漫画のような熱量感で広告訴求することが必要と考えたからです。また、複数メディアでブレない訴求をするためにも、「生き様」「熱」というシンプルコンセプトが適していると判断しました。

ビジュアルではそのシンプルコンセプトそのままに、また「一本芯の通った」生き様を表現したくて使用色をモノクロ以外では、1色に絞りました。本当に熱い恒星は赤色より青白色であり、ジャズにとってBLUEはまさに生き様・想いを表すことから、赤でなく青をキーカラーにし、ジャズを象徴するような洗練さと熱狂・混沌が融合したコラージュ表現でデザインしました。コラージュ角度にも意図を持たせ、地球が傾くような衝撃を願って地軸と同じ角度(23.4度)で作っています。